top of page

第2回特別授業(倉本美津留氏)

「誰も行かないところにこそ、面白さは眠っている」

放送作家・倉本美津留さんが語る、発想の裏側

先日、おもしろいビジネスアカデミー開校記念特別イベントにおきまして、ダウンタウンDXの放送作家である倉本美津留さんに、ゲストとして、お話をいただきました。

@虎ノ門ヒルズ グラスロックスタジオ

「倉本流、面白いの作り方」と言うタイトルで、30分ほどお話をしていただいたのですが、まさに“強烈”という言葉がぴったりの時間でした。

倉本さんはテレビ局や広告代理店に所属せず、アイデア一本で勝負する放送作家として活躍されてきました。

『ダウンタウンDX』『M-1グランプリ』などの人気番組を数多く手がけ、

松本人志さんや島田紳助さんらトップクリエイターとともに番組づくりを行ってきた方です。

また、大喜利を「言葉だけ」から「視覚でも楽しめる」ものに進化させた**“フリップ芸”**を生み出したのも倉本さん。

絵や文字を大きく描き、ビジュアルを通して笑いを生むという、現代的なエンターテインメントを作り出されました。

倉本さんはこんなこともおっしゃってました。

「勉強も得意じゃなかったし、スポーツも普通。しかし、大阪では、おもしろいがリスペクトされる秘訣。

人がひとつの同じ方向に進んでいるなら、あえて、それ以外をいく。誰も行かない道かもしれないが、そこに目を向けないのは、もったいないし、そこにこそ、新しい面白さがある。

そう語る姿がとても印象的でした。

発想とは、違う角度から物事を見る力。

視点をずらし、誰もやっていないことに挑戦する勇気こそが「面白い」を生み出す源。

そして、「面白いことをやるには“熱”が必要だ」と力強く語られていました。

1時間半ほどご一緒しましたが、倉本さんの放つエネルギーと情熱に圧倒されっぱなしでした。

テレビ番組の現場では、毎週違う企画をスピード感を持って生み出さなければなりません。

その中で「誰もやっていないこと」に挑戦し続けるのは並大抵のことではありません。

倉本さんのお話は、その厳しい世界を勝ち抜いてきた人の、まさに**“生きた言葉”**でした。

「面白い」は、情熱から生まれる。

倉本さんの熱い思いが、聞いていた皆さんにもきっと伝わったと思います。

本当に貴重なお話をありがとうございました。

おもしろビジネスアカデミーでは、こんなお話も聞ける授業もやってます。他の学校では聞けない唯一無二の為になるお話が満載です。



ree
ree

bottom of page