第2回特別授業(倉本美津留氏)
- おもしろビジネスアカデミー運営事務局
- 10月15日
- 読了時間: 3分
「誰も行かないところにこそ、面白さは眠っている」
放送作家・倉本美津留さんが語る、発想の裏側
先日、おもしろいビジネスアカデミー開校記念特別イベントにおきまして、ダウンタウンDXの放送作家である倉本美津留さんに、ゲストとして、お話をいただきました。
@虎ノ門ヒルズ グラスロックスタジオ
「倉本流、面白いの作り方」と言うタイトルで、30分ほどお話をしていただいたのですが、まさに“強烈”という言葉がぴったりの時間でした。
倉本さんはテレビ局や広告代理店に所属せず、アイデア一本で勝負する放送作家として活躍されてきました。
『ダウンタウンDX』『M-1グランプリ』などの人気番組を数多く手がけ、
松本人志さんや島田紳助さんらトップクリエイターとともに番組づくりを行ってきた方です。
また、大喜利を「言葉だけ」から「視覚でも楽しめる」ものに進化させた**“フリップ芸”**を生み出したのも倉本さん。
絵や文字を大きく描き、ビジュアルを通して笑いを生むという、現代的なエンターテインメントを作り出されました。
倉本さんはこんなこともおっしゃってました。
「勉強も得意じゃなかったし、スポーツも普通。しかし、大阪では、おもしろいがリスペクトされる秘訣。
人がひとつの同じ方向に進んでいるなら、あえて、それ以外をいく。誰も行かない道かもしれないが、そこに目を向けないのは、もったいないし、そこにこそ、新しい面白さがある。
そう語る姿がとても印象的でした。
発想とは、違う角度から物事を見る力。
視点をずらし、誰もやっていないことに挑戦する勇気こそが「面白い」を生み出す源。
そして、「面白いことをやるには“熱”が必要だ」と力強く語られていました。
1時間半ほどご一緒しましたが、倉本さんの放つエネルギーと情熱に圧倒されっぱなしでした。
テレビ番組の現場では、毎週違う企画をスピード感を持って生み出さなければなりません。
その中で「誰もやっていないこと」に挑戦し続けるのは並大抵のことではありません。
倉本さんのお話は、その厳しい世界を勝ち抜いてきた人の、まさに**“生きた言葉”**でした。
「面白い」は、情熱から生まれる。
倉本さんの熱い思いが、聞いていた皆さんにもきっと伝わったと思います。
本当に貴重なお話をありがとうございました。
おもしろビジネスアカデミーでは、こんなお話も聞ける授業もやってます。他の学校では聞けない唯一無二の為になるお話が満載です。



