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第2回特別授業(慶應義塾大学 都倉教授)

「時事新報」の一面が“まるごと広告”だった?

しかも仕掛け人は、あの福沢諭吉。

明治の「おもしろPRマン」だったとは知りませんでした。

先日、虎ノ門ヒルズGRASS ROCKスタジオで開催した

「おもしろビジネスアカデミー」開校記念イベントにて、

慶応義塾大学・都倉武之教授に

『メディアとしての福沢諭吉』というテーマでご講演いただきました。

正直それまでは、福沢諭吉=「天は人の上に人を造らず」の人、

というイメージしか持っていませんでした。

しかし講義を聞いて驚きました。

彼はまさに“情報の民主化”を日本で最初に実践した人だったのです。

福沢諭吉が創刊した新聞『時事新報』のコンセプトは、

「誰にでもわかりやすい新聞」。

当時は文字を読めない人も多かった明治初期。

彼はこう言いました。

「難しい言葉で煙に巻くな。

大事なことこそ、平易な言葉で伝えろ。」

結果として『時事新報』は、

・日本初の漫画コーナーを掲載

・注目記事の背景をピンク色に

・一面すべてを広告にして資金を得る

など、常識破りの“メディア実験”を次々と行いました。

一面広告なんて、まさに「バズる表紙」の発想。

彼の頭の中にはすでに「マーケティング」があったんですね。

都倉先生の講義を通して、

私は“伝えることの本質”を改めて感じました。

わかりやすさこそ、共感の第一歩。

これは、お笑いでもビジネスでも同じ。

シンプルに伝えることが、人の心を動かす。

おもしろビジネスアカデミーでは、

こうした「おもしろく伝える力」を体系的に学べる授業を行っています。

ほかの学校では絶対に聞けない、実践型のPR・発想・プレゼンの講義が満載です。


ご登壇いただいた、都倉教授、倉本さん、本当にありがとうございました!


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