第2回特別授業(慶應義塾大学 都倉教授)
- おもしろビジネスアカデミー運営事務局
- 10月15日
- 読了時間: 2分
「時事新報」の一面が“まるごと広告”だった?
しかも仕掛け人は、あの福沢諭吉。
明治の「おもしろPRマン」だったとは知りませんでした。
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先日、虎ノ門ヒルズGRASS ROCKスタジオで開催した
「おもしろビジネスアカデミー」開校記念イベントにて、
慶応義塾大学・都倉武之教授に
『メディアとしての福沢諭吉』というテーマでご講演いただきました。
正直それまでは、福沢諭吉=「天は人の上に人を造らず」の人、
というイメージしか持っていませんでした。
しかし講義を聞いて驚きました。
彼はまさに“情報の民主化”を日本で最初に実践した人だったのです。
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福沢諭吉が創刊した新聞『時事新報』のコンセプトは、
「誰にでもわかりやすい新聞」。
当時は文字を読めない人も多かった明治初期。
彼はこう言いました。
「難しい言葉で煙に巻くな。
大事なことこそ、平易な言葉で伝えろ。」
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結果として『時事新報』は、
・日本初の漫画コーナーを掲載
・注目記事の背景をピンク色に
・一面すべてを広告にして資金を得る
など、常識破りの“メディア実験”を次々と行いました。
一面広告なんて、まさに「バズる表紙」の発想。
彼の頭の中にはすでに「マーケティング」があったんですね。
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都倉先生の講義を通して、
私は“伝えることの本質”を改めて感じました。
わかりやすさこそ、共感の第一歩。
これは、お笑いでもビジネスでも同じ。
シンプルに伝えることが、人の心を動かす。
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おもしろビジネスアカデミーでは、
こうした「おもしろく伝える力」を体系的に学べる授業を行っています。
ほかの学校では絶対に聞けない、実践型のPR・発想・プレゼンの講義が満載です。
ご登壇いただいた、都倉教授、倉本さん、本当にありがとうございました!




